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【講習会レポート】松田塾新潟校、第7回目
10月12日、松田塾の松田先生が亡くなられました。謹んでお悔やみを申し上げます。
新潟校の立ち上げのときから、先生にお越しいただくことは、残念ながら一度も実現しませんでした。立ち上げからずっと、先生の代わりに船木さんと成松さんに教えていただいています。直接教えていただく機会がないままになってしまったことが、本当に悔やまれます。
10月28日の第7回目も、船木さんと成松さんに来ていただいて開催しました。メンバーがそれぞれ店で仕上げたスラックスやジャケットを持ち寄って、一着ずつ見てもらう回。ネクタイの縫製と、毛皮のコートの手入れにも取り組みました。
「技術は、続けることで磨かれる」
講習会に通ってきて、いま強く感じていることです。
講習会で教わった直後は、なんとなくできた気になるんですね。でも店に戻って、日々の仕事に追われているうちに、手が元のやり方に戻ってしまう・・そんな経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
だから店で仕上げたものを持ってきて、また見てもらう。松田先生から船木さん、成松さんへ、そして私たちへとつながってきた技術を、これからも続けていく。この日は、そんなことを思いながらの講習会でした。
スラックスの前は「長方形」
今回、船木さんと成松さんが話してくださったのが、スラックスの前の布の形のこと。洋服屋さんが最初に布を裁つとき、ここは長方形なんですね。
それが履き込んでいったり、水洗いやドライを繰り返すうちに、だんだん最初の形がなくなっていく。いせ込んで元の形に戻してあげると、足が上げやすくなって、椅子にも楽に座れるようになります。ストライプの生地だと、その違いが特によくわかりました。
前回に続いて、ポケットのいせ込み
ポケット口がうまく収まらないものは、前回と同じく「いせ込みすぎ」が原因でした。足りないと思って、つい入れすぎてしまう・・やってしまいがちなところなのかもしれません。
ネクタイをばらして、縫い直す
今回はネクタイの縫製にも取り組みました。洗濯で型崩れしてしまったネクタイを一度ばらして、中の芯をアイロンで整えてから、縫い直します。
仕上げの技術だけでなく、縫製まで手を入れて形を戻す。いつもとはまた違う難しさがありました。
毛皮のコートの手入れ
最後は毛皮のコート。毛皮は乾くと、そのときの形のまま固まってしまいます。なので濡れているうちにブラシで毛並みを整えてから、乾燥させます。仕上がったコートは見違えるようで、手触りもふわふわになり、メンバーからも思わず声が上がっていました。
まとめ
松田先生から受け継がれてきた技術を、自分たちの手で続けていく。第7回は、そのことをあらためて考える回になりました。船木さん、成松さん、いつもありがとうございます。
これからも講習会のレポートを続けていきます。参加してみたいという方は随時募集中ですので、お気軽にお声がけください!
よくある質問
Q. 松田塾新潟校って、どんな集まり?
A. 新潟と北海道でクリーニングの仕事をしている人たちが集まって、高級なスーツの仕上げを練習する講習会です。運営は株式会社光栄産業。回を重ねながら、少しずつ技術や知識を積み上げていく場になっています。
Q. 仕上げの技術って、講習会に出ればすぐ身につくもの?
A. 一回で身につくものではありません。教わったことを店で繰り返し、また講習会で見てもらう。その積み重ねで少しずつ身についていきます。
Q. スラックスが洗うたびにはきにくくなるのはなぜ?
A. スラックスの前の布は、もともと長方形に裁たれています。水洗いやドライを繰り返すとその形が崩れていくので、仕上げのときにいせ込んで元の形に戻してあげると、足が上げやすく、座りやすくなります。
Q. 洗濯で型崩れしたネクタイは直せる?
A. 第7回の講習会では、型崩れしたネクタイを一度ばらし、中の芯をアイロンで整えてから縫い直す方法に取り組みました。
Q. 参加したい場合はどうすればいい?
A. 随時募集中です。株式会社光栄産業(025-386-9332)まで、お気軽にご連絡ください。
