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【講習会レポート】松田塾新潟校、第3回目を開催
先日、松田塾新潟校の第3回目の講習会を開催しました。今回はいよいよジャケット。スラックスから一気に難易度が上がります。
この日の流れは、しつけの縫い方から始まり、洗い・脱水・乾燥時の干し方、そして仕上げ(プレス)へと進みました。
しつけは「単に縫えばいい」ではない
最初はみなさん慣れない裁縫に四苦八苦。でも手を動かしながら気づいたことがあります。しつけはどこに・何のためにつけるかによって、縫い目の力加減がまったく変わってくる。それぞれにちゃんと意味がある、ということです。
洗い〜干し方が仕上げの質を決める
洗い・脱水・干し方を丁寧に行うことで、型崩れやダメージを防ぎ、仕上げの手間を大幅に減らせます。地味に見えて、実は仕上がりの質を大きく左右するパートです。
手仕上げにしかできないこと
ジャケットの中に仕込まれた芯地やワタを手で感じ、さらに布地の地の目を読んで仕上げていきます。
ちなみに、この日は参加者それぞれが着てきたジャケットを先生に仕上げてもらう時間がありました。仕上げる前と後では、着心地も見た目もはっきりと違う。みなさん一様に驚いていました。
機械は基本的に、平面的に伸ばすことしかできません。しかしジャケットは、本来立体的に作られています。その立体を平面で仕上げてしまうと、どこかにしわ寄せが生まれる。結果としてシルエットが崩れ、動きにくく、着心地も悪くなってしまいます。
手仕上げは地の目を読んで立体的に形を作るので、襟が首から胸にかけて浮かずにきれいに沿い、しっかりと「肩で着られている」状態になる。
これは機械にはできないことです。
この時代になぜ「手間」をかける?
まとめ
松田塾を始めてまだ3回目。長い道のりですが、オートメーション化された機械やデジタルには決して再現できない技術だからこそ、これからも磨き続けていきたいと思います。
これからも講習会のレポートを続けていきます。参加してみたいという方は随時募集中ですので、お気軽にお声がけください!
